E2とは

女性ホルモン

E2とはエストラジオールという卵胞ホルモン(エストロゲン)です。

 

卵胞ホルモン(エストロゲン)の中でも、E1エストロン、E2エストラジオール、E3エストリオールの3つのホルモンは3大エストロゲンと呼ばれ、E2エストラジオールが最も作用が強いとされています。

 

卵胞ホルモン(エストロゲン)は妊娠の準備を進め女性らしさを作るホルモンです。

 

生理から排卵までが分泌のピークで、主に女性の月経、妊娠、出産、閉経に大きく関わっており、さらに自律神経、骨、皮膚、粘膜、関節、筋肉、胃腸、脳の働きにも関わっています。妊娠については卵巣内の卵胞を成熟させて排卵させる働きがあります。

 

その中でもE2は妊娠に関しては子宮内膜を厚くして受精卵が着床しやすい状態を作りだす重要な役割があるため、妊娠に大きく関わるホルモンといえます。

E2検査を受ける目的

E2検査は血液検査として行われますが、受ける目的は卵巣が正常に機能しているかを計る指標とするためです。

 

E2は妊娠には必要不可欠な卵胞の成熟や排卵、子宮内膜形成をつかさどる働きを持つホルモンのため、その数値が低いことは卵巣機能が低下していること、つまり妊娠しづらい状況であるという判断材料になります。

 

また、不妊治療を受ける場合にはその人ごとの体の状態によりhCG投与時期のタイミングは異なりますが、そのタイミングを計る判断材料としてもE2検査の結果は役立ちます。

 

また、女性は閉経するとエストラジオールの分泌量が急激に低下します。そのため、E2検査は更年期障害を判定する材料としても使われています。

 

逆に数値が高すぎる場合はエストロゲン産生腫瘍などの病気を発見する判断材料にもなります。

E2の正常値、異常値について

では、E2検査の数値はどのように見ればよいのでしょうか。

 

注意しなければいけないのは、女性の体は月経を中心として卵胞期、排卵期、黄体期という周期を繰り返しており、その時期によってE2の正常値・異常値は変化するので、どの時期で受けるのか理解しておく必要があります。

 

正常値は卵胞期前期が10-85pg/ml、卵胞期後期は31-230pg/ml、排卵期が103-390pg/ml、黄体期前期が14-230pg/ml、黄体期後期が251pg/ml以下、閉経後は18pg/ml以下となり、この数値を大きく下回るまたは上回る場合は異常値といえます。

 

妊娠中は600pg/ml前後から最も高くなる妊娠後期には40000pg/mlを超える人も正常範囲となり、大量のエストラジオールが分泌されることとなります。

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